パープルムーンの円香です。

先日沖縄県の宮古島に行きました。
目的は宮古上布です。

宮古上布は苧麻と言うイラクサ目イラクサ科の植物です。
「麻」と言うのは「植物表皮の内側や葉や茎から採取できる繊維」の総称だそうです。

因みに緊縛に使う黄麻（ジュート）はバラ類アオイ目アオイ科
日本の衣類事情では外せない大麻はバラ類バラ目アサ科
名前というのは奥深いですね。


イラクサというのは、とってはとてもトキメク素材でございます。
イラクサを私は身に着けた事が無いので、その素材の特性に萌える、という事は書けないのですが、
想像するに、沖縄でよく使われた繊維という事は吸湿性に優れていて、
織り方によっては暴風性と通気性を変えられて、水や塩や太陽光に強かったのではないかと思います。
また、イラクサを使った繊維は今でもアジアの各所で見られるとても牧歌的で古い素材です、
その中での宮古上布の繊維の細さとその織の繊細さというのは、また、独特です。
民芸品から、工芸品へと、調度品文化を大切にして
芸術を外交の術にしていた琉球の意気込みを感じます。
また別の意味で興奮します。


そろそろSMっぽい話をしたいと思います！

沖縄からぶっ飛びまして。
フィンランドでもイラクサを使います。
ノッコネンと呼ぶらしい。

このイラクサ、棘があってそこにアセチルコリンとヒスタミンがあります。
触れると痛みを引き起こして、ヒスタミンなので腫れて痒くなるのではないかと、想像できます。
この作用を利用しまして、サウナの後に草を束ねて背中を叩いて健康を維持するらしい。
イラクサだけでなく、様々な植物を使うようです、一番オーソドックスなのは白樺の様ですが、
私にはイラクサのイメージがあります。
白樺もイラクサも、確か内服するとデトックス効果があり、
ダイエットやアレルギー緩和作用があったと思います。
皮膚を叩く事で、植物の薬効を取り入れる。
一度触った事がありますが、相当いって！！！となります。
M男さんと公園散歩に行ったときに刺そうとして自滅、なかなか平和というか、
気取らないというか、良くも悪くも楽しいお散歩でした。


話を戻します！
温めた体を、植物で叩く。
なかなか、楽しい事を平然とやらかす言い訳に使えそうではないですか？

簡単に考えても鞭で打てばそこは血行が促進されると思う。
変態性癖にとって、罪悪感は大切です、
アブノーマルで無駄な事で興奮してしまう自分というのも大切なロマンですよね。
しかし、その事を思い詰めて傷ついてしまう方が居るのだろうと思います。
その様な時は、求める気持ちは本能と捉えてみても良い気がします。
動物的な身体の不調への対処を求めている様な感覚。

なんて想像をしている。

また、大学生の頃に漆をかじったのですが、あれ、かぶれるのです。
かぶれると地獄を見ますが、その後の肌はつやっとします。
生き地獄を味わった後の素敵な効果に、一人SMだよと思いながらかぶれておりました。
漆WAMプレイは生活に支障をきたすので極端な例ですが。

WAMであっても、薬草オイルが様々使えたら面白い。
ジンジャーやブラックペッパーを混ぜれば、肌のひりひりと共に風邪予防になります。
夏場はペパーミントも良いですね。
ツボに蝋燭を垂らしたらどうなるでしょうね？
ガスール等、シリカ系の泥にまみれて、私の泥人形になるのも良い。
加齢臭や水虫や吹き出物に良い効果がある。

健康とSM考えてみると結構楽しいのです。
本当に健康になるには、心が大切なのです。
マッサージに通うより、女王様に責められたい！
それはそれで、正しい選択なのかもしれません。


今日も今日とて、馬鹿みたいに本気で円香でした！
今月もよろしくお願いします！