今年も宜しくお願い致します。
パープルムーンの円香です。
去年変態だった方は、今年も変態かと思います。
益々の変態ライフを楽しんでいきましょうね。
過去のコラムを読み返しておりまして、随分とSMに直結し辛い内容ばかり書いているなと思いました。
最後には無理やりSMにこじつけている様な、強引さ。
そして、情熱のある内容であればあるほど、無機質と言うか、ぶっきらぼうな文体になる様に思います。
その様な自己観察というのは、私の人生の大きな目的です。
今回は、フェティッシュを好んだきっかけと、踏み込んでも良いかと思った理由のお話がしたいです。
「ファイブスター物語」
という、永野護の漫画です。
所謂ロボットSF漫画というか、公式には「おとぎ話」だそうです。
そのファイブスター物語(FSS)中に、有機的人造人間である「ファティマ」という存在が登場します。
人型戦闘兵器であるMHやGTMを騎士と共にコントロールをする存在です。
超高速な演算能力と伝達能力を持っています。
その容姿がまた独特で、細かい設定が山とあるので、書ききれませんけれども、
基本的に「ファティマの容姿」としか言いようが無い、
イメージだけで言うと成長不良の少女とでも言いますか、
とても痩せている女性です(男性ファティマも少数だが存在する。)
ファティマは「騎士の細胞を使った劣性遺伝子の塊」です。
それによる様々な性質の中の「肌が弱い」という特徴が、今回の主軸です。
そのために天然素材の衣類しか身に着ける事が出来ません
(天然素材の基準も現実とは少し違いますが、そこは割愛)
ファティマの衣類にも、規定や流行の差が様々とありますが、
その中のプラスチックスタイルという物は、正にフェティッシュです。
エナメルキャットとも、ラバーキャットとも思えるスタイル。
これが、私のフェティッシュへの目覚めともいえる姿でした。
とてもタイトで、ケミカルな印象です。
私は天然素材で締め付けの無い服装を好んでいたので、自分とは対極にあるルックスです。
対極に居るからこそ、かっこいいと思うのかもしれません、とても着られないという想いです。
作中では「たるみ」や「引っぱり」の無い皮膚に近い感覚の素材でできている、とされている。
そして、他の衣類は基本的に皮膚に触れる部分はシルクで覆っている、
恐らくこのプラスチックスタイルも一番下は天然素材か、
もしくはこれその物が天然素材を原料にしているのではないかなと思います。
見た目から受ける印象と素材というのは、決してイコールで無くてもかまわない。
という事を教わりました。
ラバーコスチュームは、生ゴムで出来ていればゴムの木の樹液ですが、見た目は近未来的です。
エナメルのコスチュームでも、擦れて痛い部分には綿の内貼りをしてあげれば、快適です。
長くその趣味を貫く時に、快適さは不可欠です。
密着感を満喫したいのに擦れで痛い、皮膚が素材に負けてしまう、とても悔しいのです。
その思いを捨てない事は、SMプレイでも同じです。
狙った場所に、正確に、狙った反応をさせる。
意図しない痛みや苦しみは、集中力を欠いてしまいます。
そんなの嫌!!
そう、思います。
その様な話を語りつつも、もう長くなり過ぎてしまっているので、
次回!
続きます!!
続けます!!
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